
過去開催のシンポジウム
東アジアにおける都市自治体のリスク管理 ―制御のための思考と方法―
東日本大震災によって多大な被害を被った日本では、今後、首都直下型地震、東南海地震などの巨大地震の発生が予想されている。それだけでなく、新たな感染症の流行や貧困問題、高度な情報化・国際化のなかで新たな様相を示す犯罪など、現代の日本の都市には様々なリスクが存在する。
中国、韓国においても都市は、それぞれの経済社会条件、歴史的条件、自然的条件などに規定され、多様なリスクを抱え込んでいよう。
そこで、本シンポジウムでは、日中韓の専門家を集め、各々が重視する都市のリスクを素材として各国の現状と課題を報告して頂き、その制御のために都市自治体は、いかなる思考のもとにどのようなシステムを構築すべきなのか、を議論したい。
主催:(公財)後藤・安田記念東京都市研究所
協賛:中国社会科学院日本研究所、嶺南大学校政治行政大学行政学科
開催日 | 2014年11月 8日(土)13:30~17:15 |
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会場 |
東京商工会議所 地下2階講堂 (〒100-0005 千代田区丸の内3‐2‐2) |
≪報告者と報告タイトル≫ ●日本 寺杣 祐以 (後藤・安田記念東京都市研究所研究員) 「都市自治体における消防行政―消防団の役割と課題を中心に」 畑野 勇 (後藤・安田記念東京都市研究所研究員) 「都市自治体の防災・危機管理組織体制―日本における現状と課題」 ●中国 王 偉 (中国社会科学院日本研究所研究員) 「中国都市部における貧困問題と高齢者貧困」 丁 英順 (中国社会科学院日本研究所副研究員) 「北京市高齢者の就業状況―問題点と対策」 ●韓国 金 淳陽 (嶺南大学校政治行政大学行政学科教授) 「韓国における老人貧困に対処した社会的安全網(social safety net)の構築方案」 成 道慶 (嶺南大学校政治行政大学行政学科教授) 李 知英 (嶺南大学校政治行政大学行政学科講師) 「韓国における基礎生活保障受給者のサービス満足度の向上方案」 (いずれも韓国語報告・日本語同時通訳) ≪申込み期限≫ 2014年11月6日(木) ※満席となりしだい受付を終了しますので、お早めにお申し込み下さい。 |