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(12)スマート・グロース政策に関する研究

 
(12)スマート・グロース政策に関する研究

著者:東京市政調査会研究部 

2005年11月15日,A4 判,141頁,定価1,047 円(税込)/本体952円

ISBN4-924542-25-3

 

<目次>

第1章 行政の挑戦:スマート・グロースの実現に向けて

デイビッド・マメン
クリスティナ・デリウス

 I はじめに

 II スマート・グロースの定義

 III スマート・グロースの運動

 IV スマート・グロースの行政課題

  1 部局間および政府間の調整

  2 市民への普及と教育

  3 合意形成

  4 紛争解決

  5 スマート・グロース実施のための予算確保

  6 スマート・グロースに関わる業績測定

  7 研修と能力開発

  8 スマート・グロースのための指導者育成・指導力強化


第2章 大都市圏のガヴァナンス
    ?スマートグロース政策の協調と競合?

鍛冶 智也

 I はじめに

 II なぜスマートグロースか

  1 スマートグロース政策の含意

  2 南部戦略としての都市政策

  3 伝統的な土地利用行政の綻び

  4 ガヴァナンスによる政策執行の理念

  5 地域開発の担い手の覇権争い

  6 グローバリズムの視点

 III 都市圏におけるガヴァナンスの潮流

  1 欧米諸国の動向

  2 日本の大都市圏行政の動向

 IV アメリカ合衆国におけるガヴァナンスの諸類型

  1 アメリカにおける都市圏計画の展開

  2 スマートグロース政策におけるガヴァナンスの類型

  3 ツイン・シティズ大都市圏の事例

  4 ポートランド大都市圏行政区の事例

  5 シアトル大都市圏におけるキング・カウンティの事例

  6 アルバカーキ大都市圏における市とカウンティの協力事例

  7 アトランタ大都市圏の大都市圏計画機関の事例

 V おわりに


第3章 米国スマート・グロース政策にみる広域での開発誘導インセンティブ
    ?ワシントン州、アリゾナ州、テキサス州を例として?

保井 美樹

 I 背景と目的

  1 広域調整の必要性と私権制限の問題

  2 インセンティブによる広域的立地誘導

 II 米国におけるスマート・グロースの枠組みとその実践手法

  1 スマート・グロースの目標

  2 各州におけるスマート・グロースの背景と枠組み

    (1)ワシントン州/(2)アリゾナ州/(3)テキサス州

  3 基礎自治体の役割の重要性

 III スマート・グロースの実施における各種のインセンティブ

  1 基礎自治体の計画実施における課題

  2 広域誘導インセンティブ

    (1)ワシントン州シアトル市におけるTDCの事例
    (2)アリゾナ州におけるスマート・グロース・ツールキット
    (3)テキサス州オースティン市におけるスマート・グロース・イニシアティブ

  3 インセンティブの考え方

 IV インセンティブによる広域的立地誘導の検討・おわりに代えて

  1 スマート・グロース政策と外部性の問題

  2 日本への示唆


第4章 オレゴンのスマート・グロース(成長管理)政策

デイビッド・マメン
クリスティナ・デリウス

 I はじめに?オレゴン州の土地利用計画について

 II 「計画」の実施

    (1)交通・成長管理計画(TGM)
    (2)コミュニティ・ソルーションズ
    (3)市民参加;第1の目標
    (4)業績と進展状況の評価
    (5)都市成長境界線(UGB)の拡大
    (6)地域やまちの中心部の強化
    (7)プレゼント・バレーコンセプト計画

 III 成長管理からサステイナビリティ(持続可能な開発)へ

    (1)オレゴン・リバビリティ・イニシアティブ
    (2)サステイナビリティに関する知事の作業部会
    (3)オレゴン・ソリューションズ
    (4)次の段階?熱意ある計画と経済開発の重視

 IV オレゴンにおけるスマート・グロースの将来


第5章 成長管理から地域経営へ
    ?オレゴン州におけるコミュニティ計画の新展開?

吉川 富夫

 I はじめに

    (1)オレゴン州成長管理政策とスマート・グロース
    (2)分析の2つの視座:アカウンタビリティ/ガバナンス

 II オレゴン州における成長管理政策の地域経営への展開

    (1)社会指標型評価と業績測定型評価
    (2)オレゴン州戦略計画とベンチマークスの開発過程

  1 戦略計画を実効あらしめるためのベンチマークス

  2 戦略計画を実効あらしめるためのベンチマークス

  3 業績を測定し政策形成を示唆するベンチマーク報告

  4 州の個別政策と連携したベンチマークス

  5 連邦政府機関とも連携するベンチマークス

  6 ベンチマークスと部局の戦略計画や予算との連携の試み

  7 地方政府やコミュニティにおけるベンチマークスの活用

 III 政府活動の社会指標型評価と業績測定型評価の統合

    (1)オレゴン州土地利用計画プログラムの目標とプログラムの運営
    (2)州計画目的の業績評価

  1 土地利用計画プログラム着手後30年の到達点

  2 土地保全開発局の戦略計画

  3 州計画目的とオレゴンベンチマークスとの関係、高次のアウトカム指標

  4 構想と使命と戦略目的と業績指標の設定

 IV 部局の業績測定と予算編成のための業績測定ガイドライン

    (1)外部評価指標の重視
    (2)業績測定システム
    (3)予算編成・決定プロセスにおける業績測定システム
    (4)業績報告の内容

 V オレゴン州の成長管理政策におけるアカウンタビリティとガバナンス

    (1)アウトカム評価の難しさ
    (2)アカウンタビリティによる成長管理政策の評価
    (3)ガバナンスによる成長管理政策の評価

    地方分権化/住民自治化/市場経済化

 VI おわりに


第6章 中心市街地の活性化とスマート・グロース

森島 貴浩

 I はじめに

    (1)アメリカの都市における中心市街地の衰退
    (2)アメリカ都市における中心市街地活性化の経緯(1)
    (3)アメリカ都市における中心市街地活性化の経緯(2)

 II テネシー州チャタヌーガの取組

    (1)チャタヌーガの概要と歴史
    (2)チャタヌーガ復活の経緯
    (3)チャタヌーガの中心市街地の概要
    (4)チャタヌーガにおいて中心市街地活性化に取組んでいる組織
    (5)チャタヌーガにおける中心市街地の意味づけと方向性(1)
    (6)チャタヌーガにおける中心市街地の意味づけと方向性(2)
    (7)中心市街地にいかにして人の流れをつくるか
    (8)チャタヌーガにおける課題

 III まとめ