
- (18) 「消滅」と「一極集中」の政治・行政
著者:後藤・安田記念東京都市研究所研究室
2020年3月19日、A4判、250頁、定価1,100円(税込)/本体1,000円
ISBN978-4-924542-66-2
序章
1 研究の文脈
2 研究の視点と方法
3 対象自治体の概要
4 本書の構成
第1章 歴史と人口
1 徳島県那賀町
2 埼玉県戸田市および千葉県印西市
第2章 行政組織・政治
1 はじめに
2 町役場・市役所組織
3 職員数・職員配置と職員人事
4 特別職
5 各種選挙の結果
6 町議会・市議会
7 行政組織・政治から見た「自治」の特徴
第3章 財政
1 はじめに
2 那賀町、戸田市、印西市の財政問題
3 那賀町、戸田市、印西市の将来計画
4 一極集中・人口減少時代における地方財政の見通しと自治の難しさ
第4章 小・中学校
1 はじめに
2 年少人口と児童・生徒数
3 学級数および学校数と地域
4 児童・生徒数の地域的偏在と学校選択制
5 学校統廃合過程
6 対話の深まりへの期待
第5章 医療
1 はじめに
2 医療需給
3 公立病院・診療所の経営
4 「自治」は医療の課題に立ち向かえるか
第6章 高齢者福祉・介護
1 高齢化の現状
2 高齢者サービスの状況
3 地域包括ケア
4 介護予防のための活動
5 介護施設の需要と供給の最適化に向けて
第7章 自治組織・住民活動
1 自治組織の現状
2 自治組織の活動
3 自治組織の課題
4 NPO等の住民団体の活動
5 自治組織・住民活動による「自治」
第8章 那賀町生活実態調査分析
1 はじめに
2 アンケートの基本的な情報・設計について
3 各質問項目の分析
4 クロス集計
5 自由記述と今後の課題
那賀町の住民の皆様へのアンケート調査
終章
1 各章において明らかになったこと
2 対象自治体のこれから
3 《自治》の可能性―巨大なシステムと小さな社会