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- 月刊誌『都市問題』
- 第 99 巻 第 1 号 / 2008年01月号
特 集
特集1 : 誰がための道路特定財源
特集2 : アートで創る都市の魅力
内 容
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巻頭言 誰のためのメディアか? 執筆者 鎌仲 ひとみ カマナカ ヒトミ 役職 映像作家 -
論文 戦後財政における道路特定財源の機能と将来 著者 今井 勝人 イマイ カツヒト 役職 武蔵大学経済学部教授 特集名 誰がための道路特定財源 -
論文 道路特定財源をめぐる政治の攻防 著者 行友 弥 ユキトモ ワタル 役職 毎日新聞東京本社経済部 特集名 誰がための道路特定財源 -
論文 道路整備は待ったなし ― 地方の尊厳を守るために 著者 野田 毅 ノダ タケシ 役職 自民党税政調査会・道路調査会顧問、地域活性化特命委員会委員長、衆議院議員 特集名 誰がための道路特定財源 -
論文 道路特定財源の一般財源化を 著者 藤井 裕久 フジイ ヒロヒサ 役職 民主党税制調査会長 特集名 誰がための道路特定財源 -
論文 地方は道路特定財源を必要とする 著者 溝口 善兵衛 ミゾグチ ゼンベエ 役職 島根県知事 特集名 誰がための道路特定財源 -
インタビュー ダイナミックに変動する中国の大都市 ― 新しい都市文化創造の課題を語る 話・聞き手 陳 雲 チェン ユン 役職 復旦大学副教授 -
論文 アートで都市のポテンシャルを高める基礎条件とは 著者 後藤 和子 ゴトウ カズコ 役職 埼玉大学経済学部・経済科学研究科教授 特集名 アートで創る都市の魅力 -
論文 多様化するリノベーション ― 異分野とのクロス 著者 五十嵐 太郎 イガラシ タロウ 役職 東北大学工学部准教授 特集名 アートで創る都市の魅力 -
論文 アーティスト・イン・レジデンスの可能性 著者 菅野 幸子 カンノ サチコ 役職 国際交流基金情報センター プログラム・コーディネーター 特集名 アートで創る都市の魅力 -
論文 よさこい系イベントがもつ都市祝祭の宿命 著者 内田 忠賢 ウチダ タダヨシ 役職 奈良女子大学大学院教授 特集名 アートで創る都市の魅力 -
論文 大道芸で横浜下町の街おこし 著者 秋山 利次 アキヤマ トシツグ 役職 野毛大道芸実行委員会委員長 特集名 アートで創る都市の魅力 -
論文 アーティストと創る学び・遊びの場 著者 宮浦 宜子 ミヤウラ タカコ 役職 特定非営利活動法人芸術家と子どもたち事務局長 特集名 アートで創る都市の魅力 -
書評 城山英明著『国際援助行政』 書評者 五石 敬路 ゴイシ ノリミチ 役職 東京市政調査会主任研究員
その他
- 地方自治史を掘る パイロット自治体の実験と特区への展望 榛村 純一
新刊紹介 『自由に生きるとはどういうことか』/『原発崩壊』/他
蔵のなか 後藤新平・述『市政振作の根本義』 平田 幸子
文献情報 2008年1月
特集1 : 誰がための道路特定財源
- 1954年に日本の近代化のために、道路特定財源制度が創設された。現在、揮発油税収の全額、自動車重量税と石油ガス税収の一部が充てられている。この制度が日本の経済発展に寄与したのも事実であるが、道路整備の高度化、他方での財政危機の深刻化によって、一般財源化が政治課題とされている。2006年12月8日の閣議決定では、「税収の全額を毎年度の予算で道路整備に充てることを義務付けている現在の仕組みはこれを改めることとし、20年の通常国会において所要の法改正を行う」とした。しかし、道路特定財源をめぐる議論は錯綜している。道路特定財源制度の将来のあり方を、多角的に検討したい。
特集2 : アートで創る都市の魅力
- 都市のリノベーションや活性化など、アートがまちを彩る機会は少なくない。現代都市とそこに住まう人々は、アート・コンセプトを暮らしの中でどのように活かしているのか。発展性ある都市の形成に、アートが果たしうる機能とはいかなるものか。