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- 月刊誌『都市問題』
- 第 99 巻 第 7 号 / 2008年07月号
特 集
特集1 : 混乱する後期高齢者医療制度
特集2 : 「みち」の公共性
内 容
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巻頭言 都市の空気は自由にする? 執筆者 平井 玄 ヒライ ゲン 役職 立教大学現代心理学部非常勤講師 -
論文 混乱深まる高齢者医療制度―元凶は見えにくい理念 著者 阿部 文彦 アベ フミヒコ 役職 読売新聞東京本社社会保障部 特集名 混乱する後期高齢者医療制度 -
論文 現場から提起する高齢者医療システムのあり方 著者 増子 忠道 マシコ タダミチ 役職 柳原診療所所長 特集名 混乱する後期高齢者医療制度 -
論文 老人保健制度の問題点と長寿医療制度 著者 大村 秀章 オオムラ ヒデアキ 役職 自民党社会保障制度調査会医療委員長・衆議院厚生労働委員会筆頭理事 特集名 混乱する後期高齢者医療制度 -
論文 民主党がめざす高齢者医療制度 著者 山井 和則 ヤマイ カズノリ 役職 民主党ネクスト厚生労働副大臣・衆議院議員 特集名 混乱する後期高齢者医療制度 -
論文 高齢者負担に配慮した後期高齢者医療制度へ 著者 渡辺 孝男 ワタナベ タカオ 役職 公明党厚生労働部会長・医学博士 特集名 混乱する後期高齢者医療制度 -
論文 広域連合による後期高齢者医療制度―東京都の実際 著者 池藤 紀芳 イケフジ キヨシ 役職 東京都後期高齢者医療広域連合副連合長 -
インタビュー いま、チベットが求めること―「自治区」の現状 話・聞き手 ラクパ ツォコ ラクパ ツォコ 役職 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表 -
論文 身体感覚からの近代都市計画批判―路地を再評価する 著者 西村 幸夫 ニシムラ ユキオ 役職 東京大学先端科学技術研究センター教授 特集名 「みち」の公共性 -
論文 市民の公共財として「みち」を復権させよう 著者 卯月 盛夫 ウヅキ モリオ 役職 早稲田大学芸術学校教授 特集名 「みち」の公共性 -
論文 サステイナブルな交通体系の構築を 著者 永井 進 ナガイ ススム 役職 法政大学経済学部教授 特集名 「みち」の公共性 -
論文 ライフライン施設の適正管理をいかに実現するか 著者 鍬田 泰子 クワタ ヤスコ 役職 神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻准教授 特集名 「みち」の公共性 -
論文 交流拠点「道の駅」の進化と連携 著者 田中 栄治 タナカ エイジ 役職 NPO法人地域交流センター代表理事 特集名 「みち」の公共性 -
論文 「通り名」は街を変える 著者 長 聡子 チョウ サトコ 役職 九州大学ベンチャービジネスラボラトリー研究員 特集名 「みち」の公共性 -
論文 研究報告論文 琉球政府公務員の任用―制度と実態(下) 著者 川手 摂 カワテ ショウ 役職 東京市政調査会研究員 -
書評 色川大吉著『若者が主役だったころ』 書評者 川崎 新太朗 カワサキ シンタロウ 役職 東京市政調査会研究員
その他
- 地方自治史を掘る 第一次地方分権改革 実現の道程 西村清司
新刊紹介 『風の記憶』/『逆接の民主主義』/『お産SOS』
蔵のなか 佐野利器・小川市太郎著『現代都市の問題』 山野辺香葉
文献情報 2008年7月
特集1 : 混乱する後期高齢者医療制度
- 4月から75歳以上全員を対象に「後期高齢者医療制度」がスタートした。しかし、高齢者に新たな保険料負担が生じるケースもあり、生活費への圧迫や必要な医療が受けづらくなるなどの不安や批判の声があがっている。増大する医療費に耐え、保険料もできるだけ平準化する医療保険制度をめざし、06年に成立した新制度であるが、どのような議論がなされたのか、高齢者医療と保険財政はどうなるのか。制度の課題と改革の方向を検討する。
特集2 : 「みち」の公共性
- 道路や街道はもっぱら人の流動、物の流通に使われるが、中心市街地の街路は集客や交流の機能もあわせ持ち、路地はそこに住む人たちの憩い・安らぎの場としての役割を持つ。その多様性に着目しつつ、生活空間、公共空間、地域資源としての「みち」を多角的に論じる。