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月刊誌『都市問題』バックナンバー検索

 

月刊誌『都市問題』
第 100 巻 第 4 号 / 2009年04月号

特 集

特集1 : どこまで本気?減反見直し

特集2 : 新段階の観光の可能性

 

内 容

2009.04  第 100 巻  第 4 号

巻頭言 スポーツの変遷と恩恵
執筆者 岡田 忠
オカダ チュウ
役職 スポーツジャーナリスト

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 減反見直しの空騒ぎと迷走農政の行く末
著者 神門 善久
ゴウド ヨシヒサ
役職 明治学院大学経済学部教授
特集名 どこまで本気?減反見直し

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 減反はなぜ実施され、いかに崩壊したか
著者 北出 俊昭
キタデ トシアキ
役職 元明治大学農学部教授
特集名 どこまで本気?減反見直し

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 価格維持型農政から直接支払制度への遥かな道
著者 吉田 俊幸
ヨシダ トシユキ
役職 高崎経済大学学長
特集名 どこまで本気?減反見直し

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 いまこそ「平成の農地改革」を
著者 涌井 徹
ワクイ トオル
役職 大潟村あきたこまち生産者協会代表
特集名 どこまで本気?減反見直し

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 米の新粉砕技術が革命を起こす
著者 山口 慶一
ヤマグチ ケイイチ
役職 群馬製粉株式会社代表取締役社長
特集名 どこまで本気?減反見直し

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 土地活用の放棄と食材輸入依存からの決別を
著者 佐藤 洋一郎
サトウ ヨウイチロウ
役職 総合地球環境学研究所副所長
特集名 どこまで本気?減反見直し

2009.04  第 100 巻  第 4 号

インタビュー 新しいまち・豊洲を子どもたちの「ふるさと」に
話・聞き手 大沼 謙一
オオヌマ ケンイチ
役職 豊洲北小学校校長

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 アジアの観光動向 ― 日本をめぐる国際観光を中心に
著者 山下 晋司
ヤマシタ シンジ
役職 東京大学大学院総合文化研究科教授
特集名 新段階の観光の可能性

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 〈虚構化〉の伝播と地域の観光地化
著者 須藤 廣
スドウ ヒロシ
役職 北九州市立大学文学部教授
特集名 新段階の観光の可能性

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 着地型観光への転換迫られる旅行会社
著者 佐藤 喜子光 ・ 宮内 順
サトウ キシミツ ・ ミヤウチ ジュン
役職 平安女学院大学国際観光学部教授 ・ 東海大学福岡短期大学観光文化研究所教授
特集名 新段階の観光の可能性

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 「鉄道」と「観光」と、さらには「鉄道観光」と
著者 須田 寛
スダ ヒロシ
役職 東海旅客鉄道相談役
特集名 新段階の観光の可能性

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 “めぐみめぐる北東北”へ! ― 広域観光の取組み
著者 中村 一郎
ナカムラ イチロウ
役職 岩手県総合政策部副部長
特集名 新段階の観光の可能性

2009.04  第 100 巻  第 4 号

論文 研究報告論文 昭和戦前の義援金支給における行政対応の変遷[上]
著者 関 英男
セキ ヒデオ
役職 東京市政調査会客員研究員

2009.04  第 100 巻  第 4 号

書評 中島直人著『都市美運動 ― シヴィックアートの都市計画史』
書評者 高井 正
タカイ タダシ
役職 東京市政調査会主任研究員

その他

新刊紹介 『クリエイティブ都市論』/『心と響き合う読書案内』/『アップルパイ神話の時代』
蔵のなか 東京市文書課編『都市教育行政に関する調査』
平田 幸子
文献情報 2009年4月
編集長コラム

特集1 : どこまで本気?減反見直し

 発端は、世界的な穀物価格の上昇で、「際立って食料自給率の低い日本が減反政策を続けているのはおかしい」という素朴な疑問だった。穀物価格はその後、下落に転じたが、政治的課題としての減反見直しの議論はむしろ高まっている。
 減反は、コメ価格の下落を抑制するための政策であるから、その見直しはコメ価格の下落を加速させる。現状の減反見直し議論は、その基本を踏まえずに、食料安全保障論に特化しているように見える。
 しかし、見方を変えれば、この議論は、農業育成のためではなく農業縮小のために国費を支出するという、日本農政の異様さを見直す好機とも考えられる。
 農業を育成する農政、農業の可能性、減反見直しで考えられる農業の構造変化等を考察してみたい。

特集2 : 新段階の観光の可能性

 国は観光政策に重点を置くようになったが、いち早く観光政策に取り組んできた自治体や地域住民レベルでの活動は過渡期に入った。また、観光をめぐる言説も多様化している。日本の観光に新しい状況が生まれつつある中で、そのあり方を、文化との関わり、持続可能性、地域再生などをキーワードに論じる。