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- 月刊誌『都市問題』
- 第 102 巻 第 2 号 / 2011年02月号
特 集
特集1 : 現代日本と「鬼」
特集2 : 自殺問題を考える
内 容
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巻頭言 まちの再生への新潮流 執筆者 陣内 秀信 ジンナイ ヒデノブ 役職 法政大学デザイン工学部教授 -
論文 鬼とは、なにか 著者 小松 和彦 コマツ カズヒコ 役職 国際日本文化研究センター教授 特集名 現代日本と「鬼」 -
論文 古代の天皇と「悪鬼」 著者 神野 清一 ジンノ キヨカズ 役職 中京大学国際教養学部教授 特集名 現代日本と「鬼」 -
論文 中世の鬼――異界から都市へ 著者 田中 貴子 タナカ タカコ 役職 甲南大学文学部教授 特集名 現代日本と「鬼」 -
論文 オニの語源と諺 著者 山口 建治 ヤマグチ ケンジ 役職 神奈川大学外国語学部教授 特集名 現代日本と「鬼」 -
論文 鬼と陰陽道――「追儺」の現場から 著者 斎藤 英喜 サイトウ ヒデキ 役職 佛教大学歴史学部教授 特集名 現代日本と「鬼」 -
論文 邪鬼に魅かれて 著者 藤原 郁三 フジワラ イクゾウ 役職 陶芸作家 特集名 現代日本と「鬼」 -
インタビュー 国家機密の開示という革命は始まったが―― 話・聞き手 西山 太吉 ニシヤマ タキチ 役職 ジャーナリスト -
論文 自殺が組み込まれた社会を変えようではないか 著者 野田 正彰 ノダ マサアキ 役職 関西学院大学教授 特集名 自殺問題を考える -
論文 自殺統計による自殺実態把握の現状 著者 反町 吉秀 ソリマチ ヨシヒデ 役職 青森県上十三保健所 所長 特集名 自殺問題を考える -
論文 保健・福祉の枠を超えてつながる――足立区「生きる支援」の取り組み 著者 馬場 優子 ババ ユウコ 役職 足立区足立保健所保健予防課こころといのち支援担当係長・保健師 特集名 自殺問題を考える -
論文 メディカルモデルとコミュニティモデル――自殺予防のための連携 著者 高橋 祥友 タカハシ ヨシトモ 役職 防衛医科大学校防衛医学研究センター行動科学研究部門教授 特集名 自殺問題を考える -
論文 自殺とメディア――自殺予防につながる報道を 著者 高橋 康弘 タカハシ ヤスヒロ 役職 秋田大学企画広報課長 特集名 自殺問題を考える -
論文 投稿論文 第2回帝都復興審議会における伊東巳代治の反対論 著者 吉川 仁 ヨシカワ ジン 役職 首都大学東京特任教授・都市プランナー -
論文 投稿論文 情報格差解消に向けた行政の役割――静岡県を題材として 著者 大石 哲也 オオイシ テツヤ 役職 静岡県職員(日本社会情報学会会員) -
書評 伊東光晴著『政権交代の政治経済学――期待と現実』 書評者 木村 佳弘 キムラ ヨシヒロ 役職 (財)東京市政調査会研究員
その他
- 新刊紹介 『スコットランドの挑戦と成果』/『ニッポンの穴紀行』/『愛国消費』
蔵のなか 東京市政調査会編『市政に於ける委員会制及び支配人制』 山野辺香葉
文献情報 2011年2月
編集長コラム
特集1 : 現代日本と「鬼」
- 古来、「裏」の存在は鬼として扱われ、社会から追われながらも、さまざまな形をとりながら存在し続けてきた。だが、鬼が鳴りを潜める昨今、かつて人々を怖れさせ、同時に畏敬の念をも抱かせた、ものごとや他者に対する深いまなざしも、失われつつあるのではないか。鬼の存在を「再発見」しながら、世界の多面性に向き合うきっかけとしたい。
特集2 : 自殺問題を考える
- 日本の自殺者数は12年連続で3万人を超え、世界でも突出している。近年、自殺の社会的・組織的要因に目が向けられるようになり、自殺は「強制された死」「追い詰められた死」という認識がようやく広がり始めた。誰もが安心して「生きる」ことを選べる社会は、どうしたら作れるのか。