
月刊誌『都市問題』バックナンバー検索
- 月刊誌『都市問題』
- 第 102 巻 第 12 号 / 2011年12月号
特 集
特集1 : 原発事故の補償・賠償問題
特集2 : 子どもが育つ社会を考える
内 容
-
巻頭言 文学を内包する都市 執筆者 乳井 昌史 ニュウイ マサシ 役職 エッセイスト・早稲田大学大学院客員教授 -
論文 原発事故の被害補償を考える――そのあるべきかたちとは 著者 除本 理史 ヨケモト マサフミ 役職 大阪市立大学大学院経営学研究科准教授 特集名 原発事故の補償・賠償問題 -
研究報告論文 国民負担強いる政府の資金調達案を、さらに改悪した3党合意修正 氏名 高橋 洋一 タカハシ ヨウイチ 役職 嘉悦大学教授 特集名 原発事故の補償・賠償問題 -
論文 福島第一原発事故の賠償のゆくえ――過去の賠償事例に照らして 著者 張 貞旭 ジャン ジョンウック 役職 松山大学経済学部教授 特集名 原発事故の補償・賠償問題 -
論文 福島原発事故被災者に対する賠償の現状と課題 著者 丸山 輝久 マルヤマ テルヒサ 役職 弁護士・原発事故被災者支援弁護団長 特集名 原発事故の補償・賠償問題 -
論文 住民の生活と健康に対する国の責務――チェルノブイリ事故を参考に 著者 伊藤 和子 イトウ カズコ 役職 ヒューマンライツ・ナウ事務局長・弁護士 特集名 原発事故の補償・賠償問題 -
インタビュー 「土地の履歴」を知ることで、震災の被害は確実に減る 話・聞き手 高橋 学 タカハシ マナブ 役職 立命館大学歴史都市防災研究センター教授 -
論文 「子育て」に今日的意義はあるか――〈身近な他者たちの協同作業〉という視点 著者 森下 直貴 モリシタ ナオキ 役職 浜松医科大学倫理学教授 特集名 子どもが育つ社会を考える -
論文 子育ての社会化の現状と課題――市場原理の波の中で 著者 前原 寛 マエハラ ヒロシ 役職 鹿児島国際大学福祉社会学部准教授 特集名 子どもが育つ社会を考える -
論文 多様化する家族と法 著者 水野 紀子 ミズノ ノリコ 役職 東北大学大学院法学研究科教授 特集名 子どもが育つ社会を考える -
論文 出産をめぐる先端医療と生命倫理 著者 玉井 真理子 タマイ マリコ 役職 信州大学医学部保健学科准教授・臨床心理士 特集名 子どもが育つ社会を考える -
論文 子どもを取り巻く放射能問題 著者 崎山 比早子 サキヤマ ヒサコ 役職 高木学校メンバー・元放射線医学総合研究所主任研究官 特集名 子どもが育つ社会を考える -
研究報告論文 建築基準法における建築手続きの成立過程に関する研究――建築確認および完了検査制度を中心に[上] 氏名 三宅 博史 ミヤケ ヒロシ 役職 東京市政調査会研究室主幹 -
論文 速水清孝著『建築家と建築士――法と住宅をめぐる百年』 著者 三宅 博史 ミヤケ ヒロシ 役職 東京市政調査会研究室主幹 -
蔵のなか 京都市ほか編『大都市制度確立に関する要望』 氏名 井上 学 イノウエ マナブ 役職 市政専門図書館司書
その他
- 新刊紹介 『都市の条件』/『後藤新平』/『ヒトは地上最速の動物だった』
文献情報 2011年12月
編集長コラム
特集1 : 原発事故の補償・賠償問題
- いまだ収束に向かう気配のない福島第一原発事故。その被害の全体像がどうなるのかは依然わからない。原発事故がもたらした甚大な被害に対して、どのような補償・賠償がなされるべきなのか。現行制度の特徴や課題、過去の原発事故における賠償内容等を検証する。
特集2 : 子どもが育つ社会を考える
- 近年、子育て支援施策には、子育て家庭への経済的支援や保育所の整備など親の「子育て」の負担軽減という視点に加え、子ども自身の成長を中心に考える「子育ち」の視点も取り入れられてきた。子を持つという選択は自由であり、社会的責務ではないが、子を持ちたくても躊躇してしまう家庭の不安を取り除き、子ども自身も健やかに育つことができる社会が必要とされている。現代の子どもを取り巻く社会を検証し、「子育て」「子育ち」を考える。