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- 月刊誌『都市問題』
- 第 103 巻 第 11 号 / 2012年11月号
特 集
特集1 : 新幹線は日本をどう変えてきたか
特集2 : 老朽化する社会資本
内 容
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巻頭言 震災復興と新しい墓のゆくえ 執筆者 小林 康正 こばやし やすまさ 役職 京都文教大学総合社会学部教授 -
論文 新幹線をもっと世界で活用するために 著者 曽根 悟 そね さとる 役職 工学院大学特任教授・東京大学名誉教授 特集名 新幹線は日本をどう変えてきたか -
論文 北海道新幹線による国土軸の形成とその波及効果 著者 佐藤 馨一 さとう けいいち 役職 北海商科大学教授 特集名 新幹線は日本をどう変えてきたか -
論文 並行在来線の淵源とその地元での実像 著者 武田 泉 たけだ いずみ 役職 北海道教育大学札幌校准教授 特集名 新幹線は日本をどう変えてきたか -
論文 新幹線と航空機、激化する競争 著者 堀内 重人 ほりうち しげと 役職 運輸評論家 特集名 新幹線は日本をどう変えてきたか -
論文 リニア新幹線は交通を変えるか 著者 梅原 淳 うめはら じゅん 役職 鉄道ジャーナリスト 特集名 新幹線は日本をどう変えてきたか -
インタビュー 地震と噴火、いま富士山を考える 話・聞き手 小山 真人 こやま まさと 役職 静岡大学防災総合センター副センター長・教授 -
論文 “朽ちるインフラ”問題の現状と対策 著者 根本 祐二 ねもと ゆうじ 役職 東洋大学経済学部教授 特集名 老朽化する社会資本 -
論文 「ストック型社会」への転換と財政制度のあり方 著者 門野 圭司 かどの けいし 役職 山梨大学大学院准教授 特集名 老朽化する社会資本 -
論文 更新時代における公共施設の効率的利用 著者 勝目 康・福富 茂 かつめ やすし・ふくとみ しげる 役職 総務省自治財政局財務調査課理事官・総務省自治行政局市町村体制整備課課長補佐 特集名 老朽化する社会資本 -
論文 我が国におけるアセットマネジメント導入の諸課題 著者 小澤 一雅 おざわ かずまさ 役職 東京大学大学院工学系研究科教授 特集名 老朽化する社会資本 -
論文 首都高速道路における老朽化対策の行方 著者 谷 隆徳 たに たかのり 役職 日本経済新聞編集委員兼論説委員 特集名 老朽化する社会資本 -
論文 未来の水道事業を考える ― 水道インフラの老朽化を乗り越えて 著者 菊池 明敏 きくち あきとし 役職 岩手県北上市上下水道部上水道課長・関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科兼任講師 特集名 老朽化する社会資本 -
書評 斎藤貴男著『「東京電力」研究――排除の系譜』 書評者 道政 美央 みちまさ みひろ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員 -
蔵のなか 戦災復興院技術研究所編『南海道地震々害調査報告』 氏名 田村 靖広 たむら やすひろ 役職 市政専門図書館司書課長兼企画調査室長
その他
- 新刊紹介
『都市は人類最高の発明である』/『ホームレス障害者』/『「リスク」の食べ方』
文献情報
2012年11月
編集長コラム
特集1 : 新幹線は日本をどう変えてきたか
- 新幹線は、日本列島の地理的感覚を短縮し、戦後の高度成長期を支えて発展し続けてきた。しかし「夢の超特急」の華やかさの陰には、並行在来線の廃止、建設費の利用者負担という重荷が横たわる。今後激化する格安航空機との競争を見据えつつ、超電導リニア新幹線の有用性を検証するとともに、海外輸出への可能性を掘り起こすことで国内ニーズを見直すきっかけとしたい。
特集2 : 老朽化する社会資本
- 高度経済成長期に大量に建設・設置された社会資本は、今後一斉に更新時期を迎える。社会資本の維持・更新には多額の費用が見込まれるが、厳しい経済・財政状況のなか、いかにしてその費用を確保し、補修・更新を行うのか。かつ今後の人口減少下においては、社会資本整備のあり方そのものにも発想の転換が必要となる。老朽化する社会資本をどうするのか。多角的な視点から考える。