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- 月刊誌『都市問題』
- 第 105 巻 第 8 号 / 2014年08月号
特 集
特集1 : “地元”意識を考える
特集2 : 流通業と都市の形成
内 容
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巻頭言 地方活性化から、地方共生の時代へ 執筆者 殿村 美樹 トノムラ ミキ 役職 PRプロデューサー、株式会社TMオフィス代表取締役 -
論文 「地元」を表すことばをめぐって 著者 笹原 宏之 ササハラ ヒロユキ 役職 早稲田大学社会科学総合学術院教授 特集名 “地元”意識を考える -
論文 「方言」が価値をもつ時代――StigmaからPrestige、そして… 著者 田中 ゆかり タナカ ユカリ 役職 日本大学文理学部教授 特集名 “地元”意識を考える -
論文 ご当地キャラクターの背景にあるもの――“地元意識”のあり方と“幼稚さ”の意義について 著者 山村 高淑 ヤマムラ タカヨシ 役職 北海道大学観光学高等研究センター教授 特集名 “地元”意識を考える -
論文 現代の若者にとっての「地元」 著者 阿部 真大 アベ マサヒロ 役職 甲南大学文学部准教授 特集名 “地元”意識を考える -
論文 スポーツにおける“地元”意識――サッカーチームとサポーターから見えること 著者 岡 邦行 オカ クニユキ 役職 ルポライター 特集名 “地元”意識を考える -
インタビュー 漂着物に魅せられて 話・聞き手 石井 忠 イシイ タダシ 役職 漂着物研究家 -
論文 小売流通政策の展開過程と都市への影響 著者 石原 武政 イシハラ タケマサ 役職 流通科学大学商学部特別教授 特集名 流通業と都市の形成 -
論文 卸売市場の動向と今後の方向 著者 小野 雅之 オノ マサユキ 役職 神戸大学大学院農学研究科教授 特集名 流通業と都市の形成 -
論文 放射性物質汚染に対する食品流通システムの対応と消費者評価の推移 著者 氏家 清和 ウジイエ キヨカズ 役職 筑波大学生命環境系助教 特集名 流通業と都市の形成 -
論文 地方都市商店街の再生を考える 著者 岩澤 孝雄 イワサワ タカオ 役職 商店街学会会長 特集名 流通業と都市の形成 -
論文 公共空間化するコンビニ 著者 鷲巣 力 ワシズ ツトム 役職 評論家・立命館大学客員教授 特集名 流通業と都市の形成 -
研究報告論文 川崎市自治基本条例――その内容と制定過程について 氏名 棚橋 匡 タナハシ マサシ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所主任研究員 -
研究報告論文 埼玉県における当初の区域区分設定作業と「市街化区域」のかたち 氏名 田中 暁子 タナカ アキコ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員 -
書評 冨手淳著『線路はつながった―三陸鉄道 復興の始発駅』 書評者 棚橋 匡 タナハシ マサシ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所主任研究員 -
蔵のなか 東京都道路建設本部建設部計画課編『建設進むオリンピック関連街路』 氏名 井上 学 イノウエ マナブ 役職 市政専門図書館司書
その他
- 新刊紹介 『隠された貧困』/『ドキュメント 豪雨災害』/『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』
文献情報 2014年8月
編集長コラム
特集1 : “地元”意識を考える
- “東京一極集中”が指摘されて久しいが、一方で近年、地元色やローカル性を前面に出したトピックが、メディアをにぎわすことが増えた。だれもが東京に憧れた時代とは異なり、“地元”に対する肯定感も強まっている。そもそも“地元”とはなにか、そして“地元”意識とはどのようなものなのか、またそれはどう変わってきているのか。各視点から掘り下げてみたい。
特集2 : 流通業と都市の形成
- 流通業は、原材料から中間投入財、最終消費財の輸送に至るまで、産業・民生の両需要にまたがり、分業と協業を支える「都市の基盤」といえる。それゆえ、流通業の変化と、これを方向づける流通政策は「都市」のスタイルに大きな影響を及ぼす。また、物流は人々や企業の行動に影響を与えるとともに、その基本構造や需要の変化に敏感に反応する。昨今の都市住民化、共働き化、高齢化、少人数世帯化は、流通のあり方を大きく変えようとしている。
本特集では、流通業をめぐる近年の動向と、流通業を基盤とする都市の変容、今後の業界発展の可能性を探る。