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- 月刊誌『都市問題』
- 第 105 巻 第 9 号 / 2014年09月号
特 集
特集1 : 予防接種の歴史と現在
特集2 : 消防団は今、どうあるべきか
内 容
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巻頭言 眼に見えぬものたちと生きる 執筆者 佐藤 弘夫 サトウ ヒロオ 役職 東北大学文学研究科長 -
論文 予防接種をめぐる過誤と過誤――その歴史的変化 著者 手塚 洋輔 テヅカ ヨウスケ 役職 京都女子大学現代社会学部准教授 特集名 予防接種の歴史と現在 -
論文 予防接種行政の変遷と日本人の感染症 著者 上 昌広 カミ マサヒロ 役職 東京大学医科学研究所特任教授・現場からの医療改革推進協議会事務局長 特集名 予防接種の歴史と現在 -
論文 国際化と世界の予防接種政策 著者 岡部 信彦 オカベ ノブヒコ 役職 川崎市健康安全研究所所長 特集名 予防接種の歴史と現在 -
論文 予防接種をめぐる健康被害と救済制度 著者 重村 達郎 シゲムラ タツロウ 役職 弁護士 特集名 予防接種の歴史と現在 -
論文 日本の予防接種制度の現状と課題 著者 齋藤 昭彦 サイトウ アキヒコ 役職 新潟大学大学院医歯学総合研究科小児科学分野教授 特集名 予防接種の歴史と現在 -
インタビュー 郡山から子どもたちを元気に 話・聞き手 菊池 信太郎 キクチ シンタロウ 役職 NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク理事長 -
論文 消防団衰退の背景と今後の消防団活動 著者 永田 尚三 ナガタ ショウゾウ 役職 関西大学社会安全学部准教授 特集名 消防団は今、どうあるべきか -
論文 戦後改革における市町村消防の誕生と消防団 著者 後藤 一蔵 ゴトウ イチゾウ 役職 東北福祉大学兼任講師 特集名 消防団は今、どうあるべきか -
論文 大規模災害と消防団 著者 松尾 一郎 マツオ イチロウ 役職 NPO法人環境防災総合政策研究機構 環境・防災研究所副所長 特集名 消防団は今、どうあるべきか -
論文 消防団活動の活性化と地域防災力の確保 著者 林 春男 ハヤシ ハルオ 役職 京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授 特集名 消防団は今、どうあるべきか -
論文 地域を守る消防団員――その活動の実際 著者 藤田 市男 フジタ イチオ 役職 エッセイスト・新潟市消防団江南方面隊大江山分団副分団長 特集名 消防団は今、どうあるべきか -
研究報告論文 昭和初期における公益事業法制と自治体――東京市政調査会「公益企業法案」を素材として 氏名 小石川 裕介 コイシカワ ユウスケ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員 -
書評 服部圭郎著『ブラジルの環境都市を創った日本人――中村ひとし物語』 書評者 田中 一成 タナカ イッセイ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員 -
蔵のなか 東京都編『第18回オリンピック競技大会 東京都報告書』 氏名 柳原 裕彦 ヤナギハラ ヒロヒコ 役職 市政専門図書館司書課長
その他
- 新刊紹介『月の裏側――日本文化への視角』/『女子高生の裏社会』/『奇祭』
文献情報 2014年9月
編集長コラム
特集1 : 予防接種の歴史と現在
- ワクチンの接種は、接種者個人の感染症予防だけでなく、地域社会における感染症の流行を防ぐという社会防衛の機能もあわせ持つ。その歴史においては、科学技術の発展とともに新たなワクチンが開発されて感染症予防に寄与する一方、一定の確率で健康被害が発生し、被害救済制度が整えられてきた。また、国際的な移動が日常となった現在、感染症対策はもはや一国の問題ではなくなっている。予防接種をめぐる状況を整理し、今後の課題を明らかにする。
特集2 : 消防団は今、どうあるべきか
- 消防・防災において、自助・公助に加え、消防団による共助の必要性がいわれて久しい。また大規模災害においては、地域の状況をよく知り、現場で即時に対応できる消防団の有効性が認識されている。一方で、団員の減少・高齢化や、サラリーマン団員の増加が続き、消防力の維持が懸念されている。消防制度と消防団の沿革を振り返るとともに、地域の消防・防災力の核としての機能を期待される消防団が、実際にその役割を果たすためにどうあるべきなのか、現状と課題を明らかにしたい。