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- 月刊誌『都市問題』
- 第 106 巻 第 1 号 / 2015年01月号
特 集
特集1 : 阪神・淡路大震災からの教訓
特集2 : 社会福祉法人の現在
内 容
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巻頭言 都市を守る植物医師・植物病院 執筆者 難波 成任 ナンバ シゲトウ 役職 東京大学大学院農学生命科学研究科教授・東京大学総長特任補佐 -
論文 我が国の災害対応の発展と展望――1.17からポスト3.11へ 著者 永松 伸吾 ナガマツ シンゴ 役職 関西大学社会安全学部准教授 特集名 阪神・淡路大震災からの教訓 -
論文 災害時の広域応援活動の拡充に向けて 著者 重川 希志依 シゲカワ キシエ 役職 常葉大学大学院環境防災研究科研究科長 特集名 阪神・淡路大震災からの教訓 -
論文 国際緊急支援の受入れ――2つの大震災から学ぶこと 著者 片山 裕 ・ 木場 紗綾 カタヤマ ユタカ ・ キバ サヤ 役職 京都ノートルダム女子大学副学長 ・ 神戸大学大学院国際協力研究科研究員 特集名 阪神・淡路大震災からの教訓 -
論文 災害医療体制の整備 著者 溝端 康光 ミゾバタ ヤスミツ 役職 大阪市立大学大学院医学研究科救急医学教授 特集名 阪神・淡路大震災からの教訓 -
論文 仮設住宅・復興公営住宅と地域コミュニティ 著者 伊藤 亜都子 イトウ アツコ 役職 神戸学院大学現代社会学部教授 特集名 阪神・淡路大震災からの教訓 -
インタビュー 災害救助犬をもっと活用するために 話・聞き手 村瀬 英博 ムラセ ヒデヒロ 役職 NPO法人救助犬訓練士協会(RDTA)理事長 -
論文 福祉サービス供給主体の多元化と社会福祉法人――社会福祉法人はいかに存在意義を示していくのか 著者 村田 文世 ムラタ フミヨ 役職 日本社会事業大学社会福祉学部准教授 特集名 社会福祉法人の現在 -
論文 医療と福祉の一体化の歴史と今後の展望 著者 黒岩 卓夫 クロイワ タクオ 役職 医療法人社団萌気会理事長 特集名 社会福祉法人の現在 -
論文 地域包括ケアシステム構築のための福祉サービス提供主体の考え方――市町村および社会福祉法人の役割と今後の方向性 著者 筒井 孝子 ツツイ タカコ 役職 兵庫県立大学大学院経営研究科教授 特集名 社会福祉法人の現在 -
論文 自治体と社会福祉法人・社会福祉協議会 著者 武智 秀之 タケチ ヒデユキ 役職 中央大学法学部教授 特集名 社会福祉法人の現在 -
論文 社会福祉法人をめぐる“福祉利権”の実態 著者 北川 慧一 キタガワ ケイイチ 役職 朝日新聞経済部記者 特集名 社会福祉法人の現在 -
書評 鈴木真奈美著『日本はなぜ原発を輸出するのか』 書評者 畑野 勇 ハタノ イサム 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員 -
蔵のなか 半谷清壽著『將來之東北』 氏名 山野辺 香葉 ヤマノベ カヨ 役職 市政専門図書館司書主任
その他
- 新刊紹介『スマート・テロワール』/『ドキュメント 御嶽山大噴火』/『幻滅』
編集長コラム
特集1 : 阪神・淡路大震災からの教訓
- 1995年1月17日未明に発生した兵庫県南部地震によって、近畿圏は甚大な被害を受けた。その経験から、災害時の消防、救急のあり方をはじめとする社会システムのさまざまな側面で見直しが行われ、後に大規模な災害が発生した際に活かされてきた。
阪神・淡路大震災から20年を経た現在、災害対応のあり方はどのように変わったのか、多方面から検証する。
特集2 : 社会福祉法人の現在
- 社会福祉法人は民間事業者ではあるが、「公の支配」に属する法人として行政から規制を受ける一方で、補助金や税制等の優遇措置も受け、一般的な民間事業者とは異なる原理原則の下、発展してきた。しかし、2000年から始まった介護保険制度は、措置制度から契約制度への転換をもたらし、社会福祉法人は転機を迎えた。サービスの提供主体も多様化するなか、少子高齢社会において社会福祉法人はどうあるべきなのか、多面的に考察する。