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- 月刊誌『都市問題』
- 第 112 巻 第 8 号 / 2021年08月号
特 集
特集1 : 協同労働という働き方
特集2 : 国土強靱化政策のいま
内 容
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巻頭言 不登校は不幸じゃない 執筆者 小幡 和輝 オバタ カズキ 役職 作家・起業家 -
論文 労働者協同組合の意義と今後の展望 著者 原田 晃樹 ハラダ コウキ 役職 立教大学コミュニティ福祉学部教授 特集名 協同労働という働き方 -
論文 協同労働の基本視座――労働者協同組合法成立は社会に何を問いかけているのか 著者 大高 研道 オオタカ ケンドウ 役職 明治大学政治経済学部教授 特集名 協同労働という働き方 -
論文 労協法を地域で活かす――社会に根付く「協同労働」の姿と、「協同労働」への新たな関心の基底にあるもの 著者 田中 夏子 タナカ ナツコ 役職 協同組合研究者 特集名 協同労働という働き方 -
論文 ワーカーズコープの協同の職場と地域づくり 著者 高成田 健 タカナリタ タケシ 役職 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会事務局長 特集名 協同労働という働き方 -
論文 「協同労働」を広げることで持続可能な地域社会をつくる 著者 半澤 彰浩 ハンザワ アキヒロ 役職 生活クラブ生協神奈川専務理事 特集名 協同労働という働き方 -
論文 企業組合あうんの働き方 著者 荒川 茂子 アラカワ シゲコ 役職 企業組合あうん代表理事 特集名 協同労働という働き方 -
論文 国土強靱化政策とその脆弱性 著者 大西 隆 オオニシ タカシ 役職 東京大学名誉教授、豊橋技術科学大学名誉教授 特集名 国土強靱化政策のいま -
論文 国土強靱化計画を振り返る――水害被害の実績と治水関連型社会資本のマクロ整備効果分析から 著者 森杉 雅史 モリスギ マサフミ 役職 名城大学都市情報学部教授 特集名 国土強靱化政策のいま -
論文 沿岸都市の水災害リスクと強靱化対策 著者 佐藤 愼司 サトウ シンジ 役職 高知工科大学システム工学群教授 特集名 国土強靱化政策のいま -
論文 ダムと環境保全について考える――川辺川ダム問題を例に 著者 伊藤 達也 イトウ タツヤ 役職 法政大学文学部地理学科教授 特集名 国土強靱化政策のいま -
論文 地方自治体と強靱化――公共施設更新問題に向き合う 著者 志村 高史 シムラ タカシ 役職 秦野市上下水道局参事兼経営総務課長 特集名 国土強靱化政策のいま -
書評 上林陽治『非正規公務員のリアル――欺瞞の会計年度任用職員制度』 書評者 菊地 大輔 キクチ ダイスケ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員
その他
- 新刊紹介『今こそ、問われる地域防災力』/『環境社会学入門』/リニア新幹線と南海トラフ巨大地震
特集1 : 協同労働という働き方
- 2020年12月、議員立法による「労働者協同組合法」が成立、2022年12月までに施行されることとなった。関係者にとって長年の悲願であった「協同労働」の法制化が果たされたことによって、これからどのような展望がひらけていくのだろうか。
実践を重ねてきた現場からの報告も含め「協同労働」という働き方について、いまあらためてその意味を考えるとともに、今後のすがたを描き出したい。
特集2 : 国土強靱化政策のいま
- 東日本大震災の教訓を踏まえて、今後起こりうる大規模自然災害に対する脆弱性の評価や、必要な事前防災・減災、迅速な復旧復興のための施策の推進が必要であるとして、国土強靱化基本法が制定された。以降、災害対策という側面から多様な公共事業への支援が行われている。
震災から10年が過ぎ、公共投資・公共事業にどのような恩恵があったのか、地域のニーズに見合う成果は得られたのか等、国土強靱化政策の到達点と今後の方向性について論じる。