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- 月刊誌『都市問題』
- 第 113 巻 第 12 号 / 2022年12月号
特 集
特集1 : 地方財政の自治を求めて
特集2 : 気象に向き合う――防災と情報利活用
内 容
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巻頭言 校則問題、その複雑さに思うこと 執筆者 木村 草太 キムラ ソウタ 役職 東京都立大学法学部教授 -
論文 地方財政の「難点」――制度理解とコミュニケーション 著者 倉地 真太郎 クラチ シンタロウ 役職 明治大学政治経済学部経済学科専任講師 特集名 地方財政の自治を求めて -
論文 地方財政における統治と自治の相克――美濃部都政における財政戦争を題材に 著者 高橋 涼太朗 タカハシ リョウタロウ 役職 東海大学政治経済学部特任講師 特集名 地方財政の自治を求めて -
論文 地域経済構造と地方自治の担い手不足についての一考察――内発的発展論を手掛かりに 著者 江成 穣 エナリ ユタカ 役職 松山大学経済学部特任講師 特集名 地方財政の自治を求めて -
論文 民主主義を救う地方自治を目指して――現在のアメリカからみる地方自治の問題 著者 早崎 成都 ハヤサキ セイト 役職 慶應義塾大学経済学部助教 特集名 地方財政の自治を求めて -
論文 直接民主主義では駄目なのか?――自治と財政民主主義の形骸化に対するスイスの直接民主主義の示唆 著者 掛貝 祐太 カケガイ ユウタ 役職 茨城大学人文社会科学部講師 特集名 地方財政の自治を求めて -
論文 気候大変動の時代――激甚化する日本の気象災害 著者 坪木 和久 ツボキ カズヒサ 役職 名古屋大学宇宙地球環境研究所教授、横浜国立大学台風科学技術研究センター 副センター長 特集名 気象に向き合う――防災と情報利活用 -
論文 気象庁による地域への防災対応――地方気象台と自治体の連携を中心に 著者 若林 悠 ワカバヤシ ユウ 役職 大東文化大学法学部講師 特集名 気象に向き合う――防災と情報利活用 -
論文 風水害の避難情報に対する様々な誤解 著者 牛山 素行 ウシヤマ モトユキ 役職 静岡大学防災総合センター教授 特集名 気象に向き合う――防災と情報利活用 -
論文 企業や自治体における気象データ活用の可能性 著者 村上 文洋 ムラカミ フミヒロ 役職 気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)運営委員及び新規気象ビジネス創出WG 座長、株式会社三菱総合研究所デジタル・イノベーション本部主席研究員 特集名 気象に向き合う――防災と情報利活用 -
論文 自治体と雪問題――回顧と展望 著者 沼野 夏生 ヌマノ ナツオ 役職 東北工業大学名誉教授 特集名 気象に向き合う――防災と情報利活用 -
論文 財団創立100周年特別企画・戦前期の東京と東京市政調査会〈7〉東京市政調査会創立後の最初期における活動について 著者 源川 真希 ミナガワ マサキ 役職 東京都立大学人文社会学部教授 -
書評 大野恵理『「外国人嫁」の国際社会学――「定住」概念を問い直す』 書評者 高 希麗 コウ ヒリョ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員
その他
- 新刊紹介 『格差に挑む自治体労働政策』/『自治体職員のためのナッジ入門』/『公正の遍歴』
特集1 : 地方財政の自治を求めて
- コロナ禍で異例の対応を求められる自治体は、国の財源措置でこの事態を乗り切ろうとしている。
「自治」がかつてほどの熱をもって議論されなくなっている今日、ともすれば財政の自治は「統治」に飲みこまれてしまいかねない。今後、人口減少社会において自治体財政と自治(団体自治・住民自治)の関係を、どう考えればよいのだろうか。
歴史的視点や国際比較を交えながら論じてみたい。
特集2 : 気象に向き合う――防災と情報利活用
- かつてない記録的な集中豪雨や豪雪、猛暑をはじめ、異常気象が日常的になりつつあり、それに伴う災害が激甚化している。
気象は人間が制御できない自然現象であり、国や自治体の取り組みは気象災害に対する事前事後の対策が中心となる。そこで利用されているのは気象観測から得られたデータと、それをもとにした予測の情報である。
本特集では、気象および防災に関わる情報の利活用という観点を軸に気象と自治体の関係を考察していく。