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- 月刊誌『都市問題』
- 第 114 巻 第 3 号 / 2023年03月号
特 集
特集1 : 地方自治と子どもの権利
特集2 : 別荘地の現代的課題
内 容
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巻頭言 子どもの権利の未来 執筆者 齋藤 宙治 サイトウ ヒロハル 役職 東京大学社会科学研究所准教授 -
論文 子どもの権利と法、自治体 著者 荒牧 重人 アラマキ シゲト 役職 山梨学院大学法学部教授 特集名 地方自治と子どもの権利 -
論文 こども基本法で問われる自治体の役割 著者 野村 武司 ノムラ タケシ 役職 東京経済大学現代法学部教授・弁護士 特集名 地方自治と子どもの権利 -
論文 子どもの声を自治体に活かす ――主権者としての子どもの意見表明・参加のあり方 著者 林 大介 ハヤシ ダイスケ 役職 浦和大学社会学部准教授 特集名 地方自治と子どもの権利 -
論文 社会的養護の子どもの権利保障――児童自立支援施設に焦点をあてて 著者 伊藤 嘉余子 イトウ カヨコ 役職 大阪公立大学現代システム科学研究科教授 特集名 地方自治と子どもの権利 -
論文 災害時・緊急時の子どもの権利保障――まず、子どもの声を聴くことから 著者 安部 芳絵 アベ ヨシエ 役職 工学院大学教育推進機構准教授 特集名 地方自治と子どもの権利 -
論文 近代別荘地の動態と、別荘地の現代的な利用変化に伴う変容と課題 著者 小山 晴也 コヤマ ハルヤ 役職 株式会社GOLDILOCKS 団地暮らし編集室代表 一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団事務局員 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 特集名 別荘地の現代的課題 -
論文 高原リゾート地における別荘開発と都市計画的対応の推移 著者 浅野 純一郎 アサノ ジュンイチロウ 役職 豊橋技術科学大学建築・都市システム学系副系長・教授 特集名 別荘地の現代的課題 -
論文 別荘地における管理のあり方――課題と展望 著者 淺生 重機 アサオ シゲキ 役職 弁護士(元横浜地裁所長・東京高裁部総括判事) 特集名 別荘地の現代的課題 -
論文 移住者支援と公的関与――多様化する暮らし方と荒廃する別荘地 著者 難波 悠 ナンバ ユウ 役職 東洋大学大学院経済学研究科教授 特集名 別荘地の現代的課題 -
論文 ニセコ町の景観・環境対策とまちづくり 著者 片山 健也 タカヤマ ケンヤ 役職 ニセコ町長 特集名 別荘地の現代的課題 -
論文 京都市における「別荘・空き家税」導入をめぐって 著者 田中 治 タナカ オサム 役職 大阪府立大学名誉教授 特集名 別荘地の現代的課題 -
書評 松谷満『ポピュリズムの政治社会学――有権者の支持と投票行動』 書評者 木寺 元 キデラ ハジメ 役職 明治大学政治経済学部教授
その他
- 新刊紹介 『協同労働入門』/『地方分権と条例』/『東京・再開発ガイド』
特集1 : 地方自治と子どもの権利
- 2023年4月施行のこども基本法によって、子どもの権利が包括的に定められ、子どもの意見表明や多様な社会的活動への参画の保障、意見の尊重、最善の利益の優先等が規定された。福祉や教育など子どもに関連する施策を担う自治体では、これまで以上に子どもを権利主体として尊重することが求められる。
一方で、自治体の現場には、すでに子どもの権利保障のための多くの実践がある。子どもをめぐる施策や取り組みをはじめ、自治体における子どもの権利状況を概観し、法の基本理念を実現していくための具体的な方策を検討する。
特集2 : 別荘地の現代的課題
- 海や山、高原などに、避暑・避寒、保養を主な目的とする第二の家として建てられる別荘。少子高齢化、空き家・空き地の増加、コロナ禍でのリモートワークやワーケーションの拡大による地方移住や二地域居住など、社会情勢の変化に呼応するかたちで、別荘地も大きな変革を迫られている。本特集では、近代以降における別荘地の変容を概観したうえで、現在の様々な課題を明らかにするとともに、自治体がいかに対応可能かについて考えてみたい。