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月刊誌『都市問題』バックナンバー検索

 

月刊誌『都市問題』
第 114 巻 第 6 号 / 2023年06月号

特 集

特集1 : 物価高騰をこえて――持続可能な成長へ

特集2 : 公共空間としての公園

 

内 容

2023.06  第 114 巻  第 6 号

巻頭言 “新しい風景”を見よう――杉並の新人女性候補者が大健闘した統一地方選挙
執筆者 岸本 聡子
キシモト サトコ
役職 杉並区長

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 賃金が上がらない日本――その要因と特徴、今後の展望
著者 熊野 英生
クマノ ヒデオ
役職 第一生命経済研究所主席エコノミスト
特集名 物価高騰をこえて――持続可能な成長へ

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 中小企業の賃金・価格の引上げ――「声」をあげ、「声」を聴く
著者 中村 天江
ナカムラ アキエ
役職 連合総合生活開発研究所主幹研究員
特集名 物価高騰をこえて――持続可能な成長へ

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 人びとの「暮らし」と社会保障 ――物価高の緊急支援を通して社会保障をとらえ直す
著者 岡部 卓
オカベ タク
役職 明治大学公共政策大学院専任教授
特集名 物価高騰をこえて――持続可能な成長へ

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 循環型農村経済圏(スマート・テロワール)の構築を目指して
著者 浦川 修司
ウラカワ シュウジ
役職 山形大学農学部教授
特集名 物価高騰をこえて――持続可能な成長へ

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 資源制約時代の成長戦略
著者 梅田 靖
ウメダ ヤスシ
役職 東京大学大学院工学系研究科教授
特集名 物価高騰をこえて――持続可能な成長へ

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 公共調達の戦略的活用の可能性
著者 原田 晃樹
ハラダ コウキ
役職 立教大学コミュニティ福祉学部教授
特集名 物価高騰をこえて――持続可能な成長へ

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 都市公園の公共性を考える
著者 舟引 敏明
フナビキ トシアキ
役職 公立大学法人宮城大学名誉教授
特集名 公共空間としての公園

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 Park PFIの課題と展望
著者 赤澤 宏樹
アカザワ ヒロキ
役職 兵庫県立大学自然・環境科学研究所教授、兵庫県立人と自然の博物館自然・環境マネジメント研究部長
特集名 公共空間としての公園

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 私たちの公園、の誕生へ――地球と生命の入り口となり、協働と平和を刻む、新しい都市の施設
著者 土肥 真人
ドヒ マサト
役職 東京工業大学環境・社会理工学院建築学系都市・環境学コース教授、(一財)エコロジカル・デモクラシー財団代表理事
特集名 公共空間としての公園

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 魅力ある都市公園づくりに向けた利用ルール策定のあり方――100年以上議論が続く公園でのボール遊びに着目して
著者 寺田 光成
テラダ ミツナリ
役職 高崎経済大学地域政策学部特命助教
特集名 公共空間としての公園

2023.06  第 114 巻  第 6 号

論文 市民と行政が協働する公園づくり――「みなとのもり公園運営会議」の取り組み
著者 辻 信一
ツジ ノブカズ
役職 みなとのもり公園運営会議代表、(株)環境緑地設計研究所、(特)神戸まちづくり研究所
特集名 公共空間としての公園

2023.06  第 114 巻  第 6 号

書評 岡崎広樹『団地と共生――芝園団地自治会事務局長 二〇〇〇日の記録』
書評者 高 希麗
コウ ヒリョ
役職 四天王寺大学経営学部講師

その他

『関東大水害』/『なぜ少子化は止められないのか』

特集1 : 物価高騰をこえて――持続可能な成長へ

 世界的な物価高騰が企業活動に打撃を与える中、日本の国際競争力低下への危機感が広く共有されはじめた。また、コロナ禍に続く物価高の中で、生活困窮が広がっている。今後、いかにして経済活動を活性化させ、持続的な賃上げや生産性の向上をはかっていくのか。人々の暮らしをどう支えていくのか。
 フェアな労働や取引を守り、長期的な視点で社会全体の成長を追求するためのアプローチを検討する。

特集2 : 公共空間としての公園

 現在、全国に約11万カ所、約13万haある日本の公園は、1873年の太政官布達以降、2023年で150年を迎える。
 公園は、人々のレクリエーションの空間、良好な都市景観の形成、都市環境の改善、都市の防災性の向上、生物多様性の確保、豊かな地域づくりに資する交流の空間の提供を目的として設置される。つながりを創出する場所としての役割を担うものの、少子高齢化のなか、維持管理のコスト不足などから再編・廃止の動きも見られる。1990年代以降は民間による管理が増加してきたが、2017年のPark-PFI創設以降は、賑わいとともに「収益性」のある場として、公園をより魅力あるものにしていく「パークマネジメント」が進められている。
 さまざまな面で新時代のまちづくりにおける役割も期待されるなか、公共空間としての公園が持つべき公共性や包摂性を念頭に置きながら、公園をめぐる現況と今後の課題・展望について検討したい。