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月刊誌『都市問題』バックナンバー検索

 

月刊誌『都市問題』
第 114 巻 第 7 号 / 2023年07月号

特 集

特集1 : フェスの可能性

特集2 : 孤独・孤立に立ち向かう

 

内 容

2023.07  第 114 巻  第 7 号

巻頭言 排除する世の中、孤立する人々
執筆者 鴻巣 麻里香
コウノス マリカ
役職 KAKECOMI発起人・代表

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 日本におけるフェスの増加とその変容――アマチュアが主導するローカルフェスの広がり
著者 永井 純一
ナガイ ジュンイチ
役職 関西国際大学社会学部准教授
特集名 フェスの可能性

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 地域のハブとなるローカルフェスの胎動――街なか音楽祭「結いのおと」の現場から
著者 野口 純一
ノグチ ジュンイチ
役職 一般社団法人MUSUBITO代表
特集名 フェスの可能性

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 自然と音楽の交わる場を創った30年――日本での野外フェスの歴史と可能性
著者 鈴木 幸一
スズキ コウイチ
役職 アースガーデン代表、ソラリズム野音プロジェクト主宰、アースデイ東京理事
特集名 フェスの可能性

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 フェスとミュージックツーリズム
著者 八木 良太
ヤギ リョウタ
役職 文教大学国際学部教授
特集名 フェスの可能性

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 フェスツーリズム――観光資源としての可能性を秘めた音楽フェス
著者 津田 昌太朗
ツダ ショウタロウ
役職 フェスジャーナリスト/Festival Life編集長
特集名 フェスの可能性

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 日本における「孤独・孤立」問題とその対策――イギリスとの比較から
著者 岩満 賢次
イワミツ ケンジ
役職 岡山県立大学保健福祉学部教授
特集名 孤独・孤立に立ち向かう

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 孤独・孤立対策と自治体――重層的支援体制整備事業の要点
著者 加山 弾
カヤマ ダン
役職 東洋大学福祉社会デザイン学部教授
特集名 孤独・孤立に立ち向かう

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 ソーシャル・キャピタルによる孤独・孤立の予防 
著者 今村 晴彦
イマムラ ハルヒコ
役職 長野県立大学大学院健康栄養科学研究科准教授、東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野客員講師
特集名 孤独・孤立に立ち向かう

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 孤独・孤立と居場所づくり
著者 大西 連
オオニシ レン
役職 認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長
特集名 孤独・孤立に立ち向かう

2023.07  第 114 巻  第 7 号

論文 イギリスの社会的処方――医療保障制度との関係から
著者 国京 則幸
クニキョウ ノリユキ
役職 静岡大学人文社会科学部教授
特集名 孤独・孤立に立ち向かう

2023.07  第 114 巻  第 7 号

研究報告論文 都道府県議会議員の政策関心――「選挙公報のテキスト分析」による選挙戦略・政策代表の実態解明
氏名 吐合 大祐
ハキアイ ダイスケ
役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員

2023.07  第 114 巻  第 7 号

書評 塘利枝子『欧州の教科書にみる多様化する家族』
書評者 浜田 愛
ハマダ メグミ
役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員

その他

新刊紹介『タクティカル・アーバニズム・ガイド』/『東京史』/『フランスのウォーカブルシティ』

特集1 : フェスの可能性

日本では「フェス=音楽フェス」を指すことが多く、その起源は1997年に始まった「フジロックフェスティバル」とされる。日本にフェス文化を根付かせたパイオニア的存在である同フェスは、大自然あふれる新潟県湯沢町で開催され、国内外から数多くのアーティストが出演する日本最大級の野外音楽イベントとなっている。
 「モノ」から「コト」「トキ」への消費スタイルの変化や、アウトドアブーム、SNSの流行等を背景に、全国で開催される音楽フェスは年々盛り上がりを見せる。開催地における結びつきを深め、多様化する日本の音楽フェスをめぐって、その地域への影響と今後の可能性を描く。

特集2 : 孤独・孤立に立ち向かう

英国では「孤独は現代の公衆衛生上、最も大きな課題の一つ」として「孤独担当大臣」が2018年に設置された。
日本では、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、人々が触れ合う機会が失われ、女性や若者の自殺が問題となっていることから、2021年2月に「孤独・孤立対策担当大臣」を新設、重点計画を策定し、施策に取り組んでいる。
「孤独・孤立」を個人ではなく社会の側の問題として捉え、その社会を変えていこうという趣旨だが、一方で、英国の例を参照している日本の対策は、英国とは社会のあり方等が異なる中でどのような効果をあげうるのか、注視する必要もある。孤独・孤立対策をめぐり、英国の動向を踏まえつつ日本の現状と課題を明らかにし、今後を展望したい。