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- 月刊誌『都市問題』
- 第 114 巻 第 8 号 / 2023年08月号
特 集
特集1 : 高齢多死社会と終活
特集2 : 文化芸術とガバメント
内 容
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巻頭言 異彩とまざり、うまれる未来 執筆者 阿部 麗実 アベ レイミ 役職 株式会社ヘラルボニー プランナー -
論文 終活における行政の役割――実態と今後の展望 著者 八木橋 慶一 ヤギハシ ケイイチ 役職 高崎経済大学地域政策学部教授 特集名 高齢多死社会と終活 -
論文 「潜在的なひとり」を見据えた終活と葬儀業者 著者 玉川 貴子 タマガワ タカコ 役職 名古屋学院大学現代社会学部准教授 特集名 高齢多死社会と終活 -
論文 看取りのドゥーラ――看取り人材の最後のパーツの活かし方 著者 林 美枝子 ハヤシ ミエコ 役職 日本医療大学総合福祉学部教授 特集名 高齢多死社会と終活 -
論文 市民が死を語り合う場「デスカフェ」の持つ意味 著者 吉川 直人 ヨシカワ ナオト 役職 京都女子大学発達教育学部教育学科養護・福祉教育学専攻助教 特集名 高齢多死社会と終活 -
論文 AI時代の故人情報デザイン 著者 瓜生 大輔 ウリウ ダイスケ 役職 芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科助教 特集名 高齢多死社会と終活 -
論文 文化芸術とガバメント――その歴史と理念 著者 藤野 一夫 フジノ カズオ 役職 兵庫県立芸術文化観光専門職大学副学長 神戸大学名誉教授、日本文化政策学会会長 特集名 文化芸術とガバメント -
論文 文化政策の行政運営論 著者 鬼木 和浩 オニキ カズヒロ 役職 横浜市にぎわいスポーツ文化局文化振興課長(主任調査員) 特集名 文化芸術とガバメント -
論文 アーツカウンシルとガバナンス――ガバナンスが検閲に変貌するとき 著者 太下 義之 オオシタ ヨシユキ 役職 同志社大学経済学部教授 特集名 文化芸術とガバメント -
論文 文化芸術と社会包摂――多様な主体による分野の越境 著者 古賀 弥生 コガ ヤヨイ 役職 芸術文化観光専門職大学教授 特集名 文化芸術とガバメント -
論文 アートと地域社会――どのように関わってきたのか、今後どう関わり得るのか 著者 宮本 結佳 ミヤモト ユカ 役職 滋賀大学教育学部准教授 特集名 文化芸術とガバメント -
研究報告論文 宮古と八重山の市町村合併――「戦後琉球」から「平成の大合併」まで 氏名 川手 摂 カワテ ショウ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所主任研究員 -
書評 金子智樹『現代日本の新聞と政治――地方紙・全国紙と有権者・政治家』 書評者 吐合 大祐 ハキアイ ダイスケ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員
その他
- 新刊紹介 『プラットフォーム資本主義を解読する』/『世界視点で読む 企業戦略とアート』/『インフレ課税と闘う!』
特集1 : 高齢多死社会と終活
- 高齢多死社会といわれる現在にあって、「終活」は定着し、そのカバー範囲や意味するところも拡大・多様化してきているように見える。
死そのもの、あるいは死後に対して、どのように向き合い備えていくのか。最期のときをどのように迎え、どのような弔いを望むのか。高齢多死社会は、どのような地域コミュニティやつながりを必要としているのか―。高齢多死社会と終活をめぐるさまざまな動向をとらえて、その課題や展望を掘り下げてみたい。
特集2 : 文化芸術とガバメント
- 地域社会に根差した文化芸術は、そこに生きる人々の意識をゆさぶり地域を変える力を持つ。またその多様なあり方は、異質なものに向き合い、あるいは共感を得て、新たな創造へとつながる契機ともなる。そしてその先には、豊かな地域づくりの可能性が広がっていよう。地域社会におけるその公共性が大きな意味を持つ文化芸術に対して、行政はこれまでどのようなかかわりを持ってきたのか。
日本の文化政策の位置づけと歴史、行政運営のあり方を明らかにするとともに、独立性の確保、社会包摂、地域社会等のキーワードから、文化芸術と行政の関係について考えてみたい。