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- 月刊誌『都市問題』
- 第 114 巻 第 11 号 / 2023年11月号
特 集
特集1 : 第54回「都市問題」公開講座「関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか」
特集2 : 地域から見る漁業・水産業
内 容
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巻頭言 学校を安心・安全のまっとうな空間に 執筆者 斎藤 環 サイトウ タマキ 役職 精神科医 -
基調講演 海老原商店史から見えてくるもの 氏名 海老原 義也 エビハラ ヨシヤ 役職 鍼灸師・海老原商店を活かす会代表 特集名 第54回「都市問題」公開講座「関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか」 -
基調講演 「地方公共の中心建築物」としての小学校と地域社会 氏名 小林 正泰 コバヤシ マサヒロ 役職 共立女子大学家政学部児童学科准教授 特集名 地域から見る漁業・水産業 -
基調講演 帝都復興100年のヘリテージとレガシー 氏名 中島 直人 ナカジマ ナオト 役職 東京大学・大学院工学系研究科准教授 特集名 第54回「都市問題」公開講座「関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか」 -
パネルディスカッション 関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか 氏名 海老原 義也 エビハラ ヨシヤ 役職 鍼灸師・海老原商店を活かす会代表 特集名 第54回「都市問題」公開講座「関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか」 -
パネルディスカッション 関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか 氏名 小林 正泰 コバヤシ マサヒロ 役職 共立女子大学家政学部児童学科准教授 特集名 第54回「都市問題」公開講座「関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか」 -
パネルディスカッション 関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか 氏名 中島 直人 ナカジマ ナオト 役職 東京大学・大学院工学系研究科准教授 特集名 第54回「都市問題」公開講座「関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか」 -
パネルディスカッション 関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか 氏名 小泉 秀樹 コイズミ ヒデキ 役職 東京大学・大学院工学系研究科教授、東大まちづくり大学院コース長 〈司会〉 特集名 第54回「都市問題」公開講座「関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか」 -
論文 現代日本の漁業・水産業と地域社会 著者 牧野 光琢 マキノ ミツタク 役職 東京大学大気海洋研究所教授 特集名 地域から見る漁業・水産業 -
論文 地域社会と漁協――地域における漁協の役割と意義を考える 著者 望月 理生 モチヅキ ミチアリ 役職 東北学院大学経済学部講師 特集名 地域から見る漁業・水産業 -
論文 「地域産業」としての漁業――大分県津久見市の観光と連携した事例を通して 著者 行平 真也 ユキヒラ マサヤ 役職 九州産業大学地域共創学部講師 特集名 地域から見る漁業・水産業 -
論文 海・山・川の「遊び仕事(マイナー・サブシステンス)」に学ぶ ――「食」を「とる」楽しみと自然共生 著者 三橋 俊雄 ミツハシ トシオ 役職 京都府立大学名誉教授 特集名 地域から見る漁業・水産業 -
論文 漁業・水産加工業で働く外国人と地域社会 著者 佐々木 貴文 ササキ タカフミ 役職 北海道大学大学院水産化学研究院准教授 特集名 地域から見る漁業・水産業 -
研究報告論文 後藤・安田記念東京都市研究所研究室 2022年度調査研究〈3〉 コミュニティのバロメーターとしてのせせらぎをつくり、育む ――神戸市兵庫区松本地区における震災復興土地区画整理事業 氏名 後藤・安田記念東京都市研究所研究室 ゴトウ・ヤスダキネントウキョウトシケンキュウジョケンキュウシツ -
書評 永田尚三著『日本の消防行政の研究――組織間関係と補完体制』 書評者 菅谷 慎一朗 スガヤ シンイチロウ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究室研究員
その他
- 新刊紹介 『地方議会・議員の基礎知識』/『都市農業の持続可能性』/『ブルーノ・タウト』
特集1 : 第54回「都市問題」公開講座「関東大震災100年――ひとびとは何を受け継いできたのか」
- 関東大震災からの復興では、土地区画整理による燃えにくい街区形成や耐火建築化の促進など、災害に強いまちづくりが行われた。発災から100年が過ぎ、復興期に建設された建物の多くが取り壊され、震災の記憶はひとびとの脳裏から薄れてしまっている。
とはいえ、地域を虫の目で見てみると、復興小学校と小公園の組み合わせなどのハードが残っていたり、復興理念や防災意識などのソフトが継承されていたりするのではないだろうか。
本講座では、発災から100年たった東京において、地域に住まうひとびとが関東大震災の被災と復興から何を受け継いできたのかを考えたい。
特集2 : 地域から見る漁業・水産業
- 四方八方を海洋に囲まれている日本では、日本各地に歴史ある漁村や大小の漁港都市が存在し、多くの人々が暮らしている。しかしながら、産業としての漁業・水産業は近年縮小傾向にあり、世界的には水産物の消費量が増加する一方で、日本の食用魚介類消費量は2000年以降減り続けている。
このような状況の中、地域社会とともにあった漁業・水産業はどこに向かうのか。ローカルな視点から漁業・水産業をとらえ、その将来について考える。