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月刊誌『都市問題』
第 115 巻 第 4 号 / 2024年04月号

特 集

特集1 : からだの自己決定権をめぐって

特集2 : 障害者の活躍と社会

 

内 容

2024.04  第 115 巻  第 4 号

巻頭言 ふさわしい関わりを学べる、わずかな時間を
執筆者 齋藤 陽道
サイトウ ハルミチ
役職 写真家、エッセイスト

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 産む・産まないと女性のからだの自己決定権をめぐって
著者 荻野 美穂
オギノ ミホ
役職 性と生殖の歴史研究者、元大阪大学・同志社大学教授
特集名 からだの自己決定権をめぐって

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 「望まない妊娠」と新生児殺 ――からだの自己決定権を欠くなかで何が起きているのか
著者 根岸 弓
ネギシ ユミ
役職 東京都立大学人文社会学部助教
特集名 からだの自己決定権をめぐって

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 女性の生涯にわたる健康と医療・フェムテック
著者 池田 裕美枝
イケダ ユミエ
役職 海と空クリニック京都駅前院長、SRHR Japan代表理事、女性医療ネットワーク理事長
特集名 からだの自己決定権をめぐって

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 「性の権利」を基礎においた「包括的性教育」の必要性
著者 渡辺 大輔
ワタナベ ダイスケ
役職 埼玉大学ダイバーシティ推進センター准教授
特集名 からだの自己決定権をめぐって

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 デジタル性暴力と性的自己決定権 ――韓国における「ジェンダーに基づく技術的暴力」の類型化と法改正を中心に
著者 梁 瑞希
ヤン スヒ
役職 早稲田大学社会科学総合学術院助教
特集名 からだの自己決定権をめぐって

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 障害者の社会参画政策の変遷――雇用と福祉を中心に
著者 長谷川 珠子
ハセガワ タマコ
役職 福島大学行政政策学類教授
特集名 障害者の活躍と社会

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 「障害者アート」という枠組み再考
著者 川井田 祥子
カワイダ サチコ
役職 鳥取大学地域学部教授、鳥取大学附属特別支援学校長
特集名 障害者の活躍と社会

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 ICTが実現する新しいバリアフリー社会とは
著者 中邑 賢龍
ナカムラ ケンリュウ
役職 東京大学先端科学技術研究センターシニアリサーチフェロー
特集名 障害者の活躍と社会

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 パラスポーツと社会
著者 藤田 紀昭
フジタ モトアキ
役職 日本福祉大学スポーツ科学部教授
特集名 障害者の活躍と社会

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 障害者の社会参加とインクルーシブ教育
著者 荒川 智
アラカワ サトシ
役職 茨城大学名誉教授
特集名 障害者の活躍と社会

2024.04  第 115 巻  第 4 号

論文 大井赤亥『政治と政治学のあいだ――政治学者、衆議院選挙をかく闘えり』
著者 吐合 大祐
ハキアイ ダイスケ
役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員

その他

新刊紹介 『自律と自立のまちづくり』/『地域創生は文化の現場から始まる』/『男性学基本論文集』

特集1 : からだの自己決定権をめぐって

「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」は、すべての人の生き方の自己決定に関わる重要な人権である。なかでも生殖に関する権利保障のあり方は、女性の人生に大きな影響を及ぼす。だが、少子化が進み人口増が最重要課題の一つとされる日本では、「産む・産まない」が政策的に規定されてきた歴史やジェンダーギャップを背景として、今なお必要な情報や手段が限られ、ハラスメント行為も繰り返されている。さらに、性的自由・自己決定権を侵害する性暴力の被害は後を絶たない。
からだの自己決定権をめぐり、どのような議論がなされてきたのか。誰がどのように苦しんでいるのか。その現状に目を向け、すべての人の生涯を通じたウェルビーイングを実現するための権利保障のあり方を考える。

特集2 : 障害者の活躍と社会

現代社会において、障害者の活動の場や社会の理解が広がりつつあり、政治や学問、スポーツ、文化・芸術などの諸分野のみならず、日常生活のさまざまな場面で、多くの人々が身体的・社会的な制限や困難を乗り越えながら活躍している。
その背景では、障害者の社会参画に向けた政策立案や法整備のほか、身体的機能を支える技術革新、障害者の創作活動に関する取り組み、教育現場でのインクルーシブな実践など、さまざまな支援が講じられてきた。
現段階での到達点と課題、そして「障害者の活躍」が社会にもたらす意義と可能性について考えてみたい。