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月刊誌『都市問題』バックナンバー検索

 

月刊誌『都市問題』
第 115 巻 第 5 号 / 2024年05月号

特 集

特集1 : 第55回「都市問題」公開講座 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ

特集2 : 「ウォーカブル」なまちづくりを問う

 

内 容

2024.05  第 115 巻  第 5 号

巻頭言 軽やかな魂を宿す「贈与」を
執筆者 小川 さやか
オガワ サヤカ
役職 立命館大学大学院先端総合学術研究科教授

2024.05  第 115 巻  第 5 号

基調講演 地域の土壌づくりとしての「居場所づくり」
氏名 湯浅 誠
ユアサ マコト
役職 社会活動家
特集名 第55回「都市問題」公開講座 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ

2024.05  第 115 巻  第 5 号

パネルディスカッション 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ
氏名 今井 紀明
イマイ ノリアキ
役職 認定NPO法人D×P理事長
特集名 第55回「都市問題」公開講座 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ

2024.05  第 115 巻  第 5 号

パネルディスカッション 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ
氏名 勝部 麗子
カツベ レイコ
役職 豊中市社会福祉協議会事務局長(コミュニティソーシャルワーカー)
特集名 第55回「都市問題」公開講座 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ

2024.05  第 115 巻  第 5 号

パネルディスカッション 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ
氏名 木村 満里子
キムラ マリコ
役職 神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会理事長
特集名 第55回「都市問題」公開講座 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ

2024.05  第 115 巻  第 5 号

パネルディスカッション 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ
氏名 田中 康裕
タナカ ヤスヒロ
役職 合同会社Ibasho Japan代表
特集名 第55回「都市問題」公開講座 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ

2024.05  第 115 巻  第 5 号

パネルディスカッション 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ
氏名 坂本 治也
サカモト ハルヤ
役職 関西大学法学部教授〈司会〉
特集名 第55回「都市問題」公開講座 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ

2024.05  第 115 巻  第 5 号

論文 道路空間再編による都市デザインの新潮流 ――ウォーカブルなまちづくりの課題と展望
著者 山口 敬太
ヤマグチ ケイタ
役職 京都大学地球環境学堂准教授
特集名 「ウォーカブル」なまちづくりを問う

2024.05  第 115 巻  第 5 号

論文 「人中心」の道路利用と道路占用許可のあり方
著者 板垣 勝彦
イタガキ カツヒコ
役職 横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授
特集名 「ウォーカブル」なまちづくりを問う

2024.05  第 115 巻  第 5 号

論文 ウォーカブルなまちづくりと社会実験
著者 泉 英明
イズミ ヒデアキ
役職 有限会社ハートビートプラン代表取締役
特集名 「ウォーカブル」なまちづくりを問う

2024.05  第 115 巻  第 5 号

論文 ウォーカブル政策とその効果検証
著者 加登 遼
カトウ ハルカ
役職 大阪公立大学大学院生活科学研究科講師
特集名 「ウォーカブル」なまちづくりを問う

2024.05  第 115 巻  第 5 号

論文 姫路市におけるウォーカブルなまちづくり 
著者 岩崎 尊大
イワサキ タカヒロ
役職 姫路市役所都市局まちづくり部都市計画課係長
特集名 「ウォーカブル」なまちづくりを問う

2024.05  第 115 巻  第 5 号

研究報告論文 西尾勝の「自治」・「分権」思想(一)――その水脈をたどって
氏名 川手 摂
カワテ ショウ
役職 後藤・安田記念東京都市研究所主任研究員

2024.05  第 115 巻  第 5 号

書評 森千香子著『ブルックリン化する世界』
書評者 有本 新
アリモト アラタ
役職 後藤・安田記念東京都市研究所研究員

その他

新刊紹介 『ケアするラジオ』/『パインと移民』/『《中学生日記》のメディア史』

特集1 : 第55回「都市問題」公開講座 地域の「居場所」をつくり、はぐくむ

2024年4月に孤独・孤立対策推進法が施行された。
人がいつ孤独・孤立を感じるのかと考えれば、他者との「つながり」を感じられなくなった時ではないか。「他者との『つながり』を感じる場所」を「居場所」と言い換えると、家庭や職場や学校に居場所がないことに悩む人は少なくなく、居場所がないことは、自殺やひきこもり、虐待などの原因にもなりえる。居場所の存在は、孤独・孤立の解消にとどまらず、地域における様々な問題の発生を未然に防ぐことにつながるだろう。
子どもや高齢者、外国人など、地域に暮らす人々はどのような不安を感じ、どのような「つながり」を求めているのか。それに対し、自治体には何ができるのか―。多様な「居場所」づくりの取組みを踏まえて、地域社会が果たすべき役割を考える。

特集2 : 「ウォーカブル」なまちづくりを問う

「ウォーカブル」なまちづくりが各地で行われるようになった。国土交通省では都市再生整備計画事業を拡充して「まちなかウォーカブル推進事業」を導入し、市町村が設定した「まちなかウォーカブル区域」における「車中心から人中心の空間」への転換を支援している。先進自治体の取り組みに注目が集まる一方、歩道を拡幅し、テラス席を設置する程度の取り組みも多く、相変わらず車中心の道路という印象がぬぐえない。
一方、海外に目を転じてみると、大胆に車を中心市街地から締め出し、人中心の空間とした例もある。
「ウォーカブル」なまちづくりの現状を確認し、真にウォーカブルなまちづくりの実現を妨げているものは何かを考えたい。