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- 月刊誌『都市問題』
- 第 116 巻 第 2 号 / 2025年02月号
特 集
特集1 : 学校事故・事件後の「対応」を考える
特集2 : 自治体職員に求められるもの
内 容
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論文 日常を生きて、平和を願う 著者 桑山 紀彦 クワヤマ ノリヒコ 役職 特定非営利活動法人地球のステージ代表理事、心療内科医、精神科医 -
論文 子どもの権利保障の課題としての学校事故対応 ――公教育の目指すべき理念に照らして 著者 住友 剛 スミトモ ツヨシ 役職 京都精華大学国際文化学部教授 特集名 学校事故・事件後の「対応」を考える -
論文 学校事故の調査をめぐる法制度とその実態 ――被害者等の「知る権利」の観点から 著者 山岸 利次 ヤマギシ トシツグ 役職 長崎大学教育学部准教授 特集名 学校事故・事件後の「対応」を考える -
論文 調査・検証の過程でさえ遺族は繰り返し被害を経験する 著者 大貫 隆志 オオヌキ タカシ 役職 一般財団法人ここから未来代表理事 特集名 学校事故・事件後の「対応」を考える -
論文 大川小学校津波事故の検証から何を学ぶのか 著者 飯 考行 イイ タカユキ 役職 専修大学法学部教授 特集名 学校事故・事件後の「対応」を考える -
論文 学校事故・事件からの再出発――子どもの安全確保に向けて 著者 南部 さおり ナンブ サオリ 役職 日本体育大学スポーツ文化学部教授 特集名 学校事故・事件後の「対応」を考える -
論文 自治体職員に求められる能力と人材育成――個人と組織の成長に向けて 著者 入江 容子 イリエ ヨウコ 役職 同志社大学政策学部教授 特集名 自治体職員に求められるもの -
論文 自治体職員の職務行動の内的要因への着目 ――行動選択に関わる個人特性を測定する 著者 水野 和佳奈 ミズノ ワカナ 役職 岐阜協立大学経済学部教授 特集名 自治体職員に求められるもの -
論文 不正行為をいかにして抑止すべきか――制度構築の観点から 著者 米岡 秀眞 ヨネオカ ヒデマサ 役職 奈良県立大学地域創造学部准教授 特集名 自治体職員に求められるもの -
論文 組織内連携において自治体職員に求められるもの 著者 鈴木 潔 スズキ キヨシ 役職 専修大学法学部教授 特集名 自治体職員に求められるもの -
論文 自治体職員が副業・兼業を行う意義 著者 杉岡 秀紀 スギオカ ヒデノリ 役職 福知山公立大学地域経営学部准教授 特集名 自治体職員に求められるもの -
書評 河野康子編『戦後政治学の展開 機会と挑戦の50年』 書評者 川手 摂 カワテ ショウ 役職 後藤・安田記念東京都市研究所主任研究員
その他
- 新刊紹介『福島の原風景と現風景』/『NPO支援組織の生成と発展』/『「心のない人」はどうやって人の心を理解しているのか』
創刊期の誌面から 東京市の道路に關する中等學校生徒の希望 /東京市政調査会
特集1 : 学校事故・事件後の「対応」を考える
- 学校管理下において子どもが死亡したり重大な後遺症を残す事態となった場合、学校および学校設置者には、発生原因の究明や事前の安全対策の検証、被害者や遺族に対する十分なケアや説明が求められている。現在、その実態はどうなっているのか。とりわけ「わが子に何があったのかを知りたい」と望む被害者家族・遺族の願いに応えられているのか。また、再発防止に向けた取り組みは進んでいるのだろうか。
子どものいのちを守り、安全・安心を確保するための、学校事故・事件の事後対応のあり方について考えたい。
特集2 : 自治体職員に求められるもの
- 自治体を取り巻く環境が大きく変化していると言われるようになって久しい。VUCA時代と呼ばれることや、公共サービスの供給手法として民間委託や民営化などの多様な手法が用いられるとともに、その担い手に関しても、非営利組織や営利組織等が複雑に組み合わされている状況にある。
このように自治体を取り巻く環境が大きく変化するなかで、これからの時代を担う自治体職員には、どのような資質や能力が期待されているのだろうか。
自治体職員に求められる資質や能力とは何かを探求するとともに、そうした資質や能力をどのように養成していくのか、多面的に検討したい。